三菱重工業が1月7日、ガスタービン翼の補修専用工場(高砂製作所内、兵庫県高砂市)が竣工し、操業を開始すると発表した。
ガスタービンの動翼・静翼の補修を専門に行い、補修消化能力の向上と納期の短縮を図るとともに、海外の補修拠点を統括するマザー工場の役割も担っい、補修サービスをガスタービン事業の新たな収益の柱に育てていく狙い。
新補修工場は補修専用の設備を新規に導入した工場で、これまで新製翼生産と設備を共用していた補修工事を専用の一貫生産設備に移すことで、リードタイムを一挙に半減し、年間工事消化能力を現状の2万6000枚から3万2000枚まで拡大する。建屋面積は約4400㎡。