丸紅は1月13日、ベトナム国営石炭鉱産物公社(ビナコミン社)が計画しているナズオン2石炭火力発電所について、ビナコミン社が行う事業化調査に対する協力や、発電所建設に向けての協議を行うことで同社と合意したと発表した。
ビナコミン社がベトナム北部ランソン省において100MW規模の石炭火力発電所の建設を行うもので、2010年末までにプラント建設開始、2012年末までに商業運転を行う予定だ。
丸紅は2002年3月にビナコミン社向けナズオン1石炭火力発電所案件を受注、2005年11月から商業運転を開始した。今回の建設計画は、拡張案件の位置付けで進められており、ナズオン1案件での実績が評価されたことから合意に達した。