ミシュランは1月15日、太田工場(群馬県太田市)におけるタイヤの生産活動を7月に終了すると発表した。
太田工場では2006年以降、生産性を高めて製造コストを下げるための施策を実施し、2007年からはスタッドレスタイヤ「X-ICE」のような高い技術を要するタイヤの生産に特化していた。
太田工場は同セグメントのタイヤを生産している世界の他工場に比べて生産コストは倍近くに高止まっていた。2008年からの経済危機によって状況が悪化した。
太田工場で行っているタイヤの生産は、アジア、ヨーロッパ、北米にある他の乗用車・ライトトラックタイヤの生産工場に移管する。