ティエヌティエクスプレスは1月20日、小平忠社長が多摩大学で開催された2009年度第6回多摩大学サプライチェーンネットワーク・マネジメント戦略会議で、自社の戦略などを講演したと発表した。
今回の講演テーマは「不況期を乗り切るTNTの成長戦略」。小平社長はTNTの会社概要と戦略的方向性、これまでの業績、儲かる(常識を覆す)仕組のビルトインなどを解説し、この「儲かる(常識を覆す)仕組」の仕組とは、利益の追求を最大の目的にすることなどの常識を否定し打破することから始まるとして説明した。
現在は利益の追求を最大目的にするよりも、利潤追求を超えた基本理念の信仰と行動規範の徹底による経営方針、経営手法が求められており、収益力は徹底的に追求するが、それ自体を目的にはしない。
基本理念のP-S-G-P(People-Service-Growth-Profit)を追求しながら、同時に短期業績の目標達成も追求するなどの考え方を披露した。