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日通/タイ-インド間で複合一貫輸送サービス開始

2010年01月25日/国際

日本通運は2月1日、タイ-インド間で複合一貫輸送サービス、「メコン・インドエクスプレス」を開始する。

自由貿易協定(FTA)が、関税品目数の80%(貿易金額では75%)の関税がタイとインド双方で段階的に撤廃されるため、輸入関税撤廃対象となる自動車関連部品の一部や家電製品などは、生産工場が集積するタイから、自動車本体の生産拠点であり、家電製品の市場でもあるインドへの貿易数量が増加することが予想されている。

新サービスは、バンコク(タイ)からポートケラン(マレーシア)間を当社のアジア陸送サービス「SS7000」を使って輸送し、ポートケラン(マレーシア)からチェンナイ(インド)間を同社のNVOサービスにより海上輸送する複合一貫輸送商品。

従来のALL-WATERでの海上輸送と比較すると、リードタイムが約1週間短縮できるとともに、ネットワークを駆使した発着一貫輸送により、輸送品質とトレーサビリティを大幅に改善することができまる。

また、インド日本通運では、自動車生産部品のインド国内JIT(ジャストインタイム)配送網を整備中で、新サービスと繋ぐことで、自動車関連物流を、より幅広い領域でサポートすることが可能となる。

インド東部のチェンナイ(タミルナド州)では、日本を含む世界各国の自動車メーカーや関連部品メーカーが数多く立地、もしくは稼動に向け工場を建設中で、今後、自動車関連部品を中心とした輸入物量の拡大が見込まれる。

これまでタイからチェンナイへの輸送は一旦マレー半島を南下する海上ルートが多く、大半はシンガポール港での積替え作業が発生することから、リードタイムの短縮・定時輸送へのお客様のニーズが高まっていた。

問い合わせ
日本通運
アジア・オセアニア地域アセアン営業開発室
担当:柿山
TEL:+65-6361-7430(シンガポール)

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