蛇の目ミシン工業は2月1日、新開発の石膏鋳造法によるダイカスト部品の少量生産受託サービスを開始する。
同社は1983年、ダイカスト部品の試作部品受託サービスとして、石膏鋳造法を技術ベースとした「小ロット鋳造法」を開発。自動車、精密機械、医療機器など産業分野の製品開発におけるダイカスト部品の試作製作を行い、開発スピードの短期化・高精度化に対応してきた。
新開発の「小ロット鋳造法ＩＩ」は、従来の小ロット鋳造法の製造方法を改善し、試作や少量生産の部品製作において、高精度や短納期などの顧客の要求に対し、ダイカスト鋳造とほぼ同等の精度・鋳肌が実現できる精密鋳造工法を確立した。
「小ロット鋳造法ＩＩ」はジャノメグループのダイカスト専業メーカー、ジャノメダイカストで蓄積したダイカスト製造の技術を石膏鋳造法に応用し、新工法の高精度化を実現している。
