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ヒガシ21/貸倒引当金や固定資産除却損計上で、当期利益44.7%減

2010年01月28日/3PL・物流企業

ヒガシトゥエンティワンが1月28日に発表した2010年3月期第3四半期決算によると、売上高は122億5400万円(前年同期比10.1%減)、営業利益3億3200万円(38.7%減)、経常利益3億1100万円(41.1%減)、当期利益1億4300万円(44.7%減)となった。

第3四半期の売上総利益はコスト削減努力もあり22億4900万円(6.0%減)となり、営業利益は売上総利益の減少と取引先の回収懸念債権などに対する貸倒引当金6400万円を計上したため減益となった。また当期利益は第2四半期の退職給付に係る過去勤務債務の一括償却、テナント退去に伴う固定資産の除却損等があり、同様に減益となった。

事業別の動向では、運送事業は前年度に好調だった中国向け高速鉄道の長尺型材の輸配送業務が減少したほか、スポットの輸配送業務なども減少した。

倉庫事業では保管収入は順調だったが、前期のスポットの作業収入が減少した。

商品販売・その他事業は、福祉用具のレンタル・販売と中古パソコンのイレース業務が堅調だったが、梱包資材販売、トナー販売等の売上高が減少した。

通期は売上高183億円(1.0%増)、営業利益6億8800万円(1.4%減)、経常利益6億4000万円(4.9%減)、当期利益3億3500万円(0.4%増)を見込んでいる。

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