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サンリツ/国際物流分野や医療機器関連の3PL分野の売上減で営業利益60%減

2010年01月28日/3PL・物流企業

サンリツが1月28日に発表した2010年3月期第3四半期決算によると、売上高は100億2400万円(前年同期比25.8%減)、営業利益2億900万円(60.5%減)、経常利益1億6500万円(68.1%減)、当期利益0(前期は3億4900万円の当期損失)となった。

各事業の概況は、梱包事業部門が顧客の在庫調整と生産調整の影響で、国際物流分野の工作機械など海上貨物の取扱量、精密機器や半導体など航空貨物の取扱量が上期に減少。無線通信機器の取扱量が下期に一部持ち直し、医療機器関連の3PL分野での輸出取扱量と新規業務の取扱量が堅調に推移したが、安定した増加基調とはならなかった。売上高は66億6900万円(30.0%減)、営業利益は4億3700万円(30.1%減)となった。

運輸事業部門は梱包事業部門の貨物取扱量が減少し、国際物流分野でも海上貨物と航空貨物の取扱量が減少。医療機器関連の3PL分野の国内取扱量と移動体通信機器の取扱量も減
少。売上高は18億2500万円(23.8%減)、営業利益は3300万円(60.5%減)と減少した。

倉庫事業部門は、国際物流分野の海上貨物の倉庫稼働率は上昇したものの、精密機器や半導体など航空貨物の取扱量と医療機器関連の3PL分野の取扱量が減少した。売上高は12億1500万円(4.6%減)、営業利益は1億7900万円(37.6%減)だった。

通期は売上高139億円(19.0%減)、営業利益3億5000万円(41.4%減)、経常利益2億9000万円(48.6%減)、当期利益9000万円を見込んでいる。

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