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日本電産サンキョー/ベトナム工場生産能力を2倍に

2010年01月28日/物流施設

日本電産サンキョーは1月28日、ベトナム日本電産サンキョーに「第2工場」を増設し、ステッピングモータの生産能力を2倍に拡大すると発表した。

着工は2月で、8月に稼働開始する予定。

同社のステッピングモータは、デジタルカメラやノートパソコンなどのデジタル家電で採用され、小型分野の世界シェアはナンバーワン。

近年のノートパソコンの世界的な需要の高まりやブルーレイディスク関連機器の普及により、ステッピングモータを搭載する製品市場は拡大しており、今後も大きく成長する見込みだ。同社の製品力を背景に、新規顧客への参入も進みシェアが高まりつつあり、生産数量は2009年9月以降月産3000万台を超えており、ほぼフル生産の状態が続いていた。

ベトナム日本電産サンキョーの月産能力は現在1000万台。新工場の建設により月産2000万台の生産能力に増強する計画だ。新興国を中心としデジタル家電市場の成長が期待できるため、生産能力を拡大し世界の需要に対応していく。

工場の概要
建設地:ベトナム日本電産サンキョー会社 ベトナムホーチミン市
土地面積:現有5万5000㎡のうちの一部を利用
延床面積:8600㎡(鉄筋平屋建、一部2階構造)
投資金額:約2500万米ドル
生産製品:ステッピングモータの内製部品(リードスクリュー、マグネット、モールド成形部品など)

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