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レンゴー/ベトナム合弁企業の製紙工場が本格稼働

2010年01月29日/物流施設

レンゴーは1月29日、ベトナムに合弁企業ビナクラフトペーパー社の板紙製紙工場が本格稼働したと発表した。

段ボール加工の分野で、タイコンテナーズ・グループを通じて、ホーチミン市所在の段ボールメーカーであるニューアジア・インダストリー社の買収を進めており、ベトナムでの製紙から段ボールまでの一貫生産体制により、現地の包装ニーズに応えていく。

また、ベトナムを東南アジア地域における事業戦略の柱として、海外事業基盤の一層の充実強化につなげる。

ベトナム国内では食品や日用品などを中心に段ボール需要が急速に増えており、今後も年率10%程度の好調な伸びが期待されている。

ビナクラフトペーパー社 概要
社名:ビナクラフトペーパー社(Vina Kraft Paper Co., Ltd.)
本社所在地:ベトナム・ビンズオン省 ミーフック工業団地内(ホーチミン市より北西40km)
社長:Chalokeporn Phalajivin
資本金1億1500万米ドル
出資企業:Thai Kraft Paper Industry Co., Ltd.70%、レンゴー30%
事業内容:段ボール原紙の製造販売
従業員数:239名(2009年12月時点)
敷地面積:380,000㎡
工場建屋面積35,000㎡
生産品目:段ボール原紙(ライナおよび中しん)
抄紙機 :Voith-IHI 製、幅5250mm、分速800m
生産能力:年産22万トン

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