日本電工は2月10日、富山県高岡市に「マンガン酸リチウム」製造の第2大型工場を増設すると発表した。
同社は、リチウムイオン電池の正極材料であるマンガン酸リチウム（LMS）を製造販売しており、需要増に応じて適切な設備投資を実施し、生産能力を増強している。
電気自動車の急速な需要増に対応するため、第2大型工場を増設する。5月に着工し、11月に完工予定。2011年2月に生産を開始する予定だ。
増設の概要
名称：第2大型工場の建設
所在地：富山県高岡市吉久1丁目1番37号
建築面積：2940㎡
延床面積：3130㎡
建物構造：鉄骨造2階建
産品目：マンガン酸リチウム
生産能力：4000t／年（既存と合わせて6700t／年）
投資総額：約40億円
