日立情報制御ソリューションズは2月22日、加工・組立て製造業向けに提供している製造実績収集や進捗管理などを支援するシステムを構築するソリューション「生産実績収集システム:BOSSPLAN/POP」で、生産品質のリアルタイム分析機能とウェブでの実績入力を実現する機能などを追加した新バージョン「BOSSPLAN/POP Ver.2」を同日に発売したと発表した。
今回は同社がBOSSPLAN/POPシリーズで提供してきた生産計画管理、実績収集、進捗・仕掛管理などの機能に生産しながら製品品質の傾向を分析し、不良発生を予測する機能を追加した。
データが発生する度に逐次、データを集計・分析するストリームデータ処理を応用した統計的工程管理機能により、リアルタイムに大量の測定データの傾向を分析。不良発生の予測を行うことで不良発生前に対応・対策が可能となる。この機能で不良発生前にロットを保留状態にし、一時生産を抑制できるようになる。
パソコン用タッチパネルの採用、現場端末へのソフトインストール作業の削減により、現場端末の導入・保守コストを低減できる。価格は420万円からで、今後3年間で12システムの販売を見込む。
■Web型生産実績収集システム 「BOSSPLAN/POP」
http://www.hitachi-ics.co.jp/product/seiso/pop/pop.html
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