新日本石油(新日石)、三井物産、丸紅、三井丸紅液化ガスは4月5日、LPガス事業の統合のため4社で具体的な検討開始を決めた。
ことし5月末までをめどに、新日石のLPガス事業を会社分割で三井丸紅液化ガスが承継する契約書を締結する。
契約締結に伴い、今年度中をめどに両社のLPガス事業を統合する予定。新日石は統合新会社の株式の過半数を保有し、三井物産は約30%、丸紅は約20%の保有比率となる方向で検討する。
今回の検討開始は、事業の合理化・効率化を通じてLPガス元売としての経営基盤を強化するため。