セブン&アイ・ホールディングスは4月8日に発表した2010年2月期決算の対処すべき課題で、グループ機能の高度化を掲げ、調達、物流、商品開発、販売などにおける、マーチャンダイジング面でのシナジー効果の追求すると公表した。
シナジー効果の追求は、グループ全体で持つ「強さ」の共有と一層の向上を目指して設置した「グループシナジー委員会」とその下部組織である「MD部会」「システム部会」「出店部会」「販促部会」により、グループ各社の事業インフラの活用を進める体制を整備しているという。
これらの組織を中心にグループ内で情報を共有することでコストの効率化を図るとともに、マーチャンダイジングにおける精度の向上と一層のスケールメリットの活用を図っていくとしている。