サービジスティクスは4月6日、アフターサービス向けナレッジ管理アプリケーションを提供しているフランスのカイダラ社を買収したと発表した。
エリック・ヒンクル サービジスティクスCEOによると、カイダラ社は2008年からサービジスティクスのパートナーとして共に顧客の支援を行ってきた。カイダラ社のナレッジ管理ソリューションは、技術サービスの領域でプロフェッショナルに対し、問題診断・解決策を提供し、不必要な訪問修理を削減する。
顧客が問題解決できる仕組をウェブサイト上で提供できるようにする。このカイダラ社のナレッジ管理ソリューションは、サービジスティクスと以前から共同で顧客に提案していたもので、サービジスティクスの包括的なSLMソリューション群の主要ソリューションの1つとなり、買収に伴って商品名も「Servigistics Knowledge Management」に変更した。
Knowledge Managementは、幅広いユーザー層のニーズに合った複数検索モードと双方向の問題診断機能などを備え、導入した場合フィールドエンジニアの初回訪問での解決率向上、品質問題の顕在化・追跡による製品の信頼性改善などの効果が得られるとしている。