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佐川グローバル/上海市に3PL事業拠点の物流センター稼働

2010年04月15日/物流施設

佐川グローバルロジスティクスは4月15日、中国現地子会社の上海保利佐川物流有限公司が運営する、上海市内の桃浦(タオプー)物流センターが本格稼働したと発表した。

同センターは上海においては昨年2月開設の宝山物流センターに続き3か所目(中国国内6か所目)となり、3PL事業の拠点として運用する。

同社はSGホールディングスグループの第2の柱事業であるロジスティクス事業を担っている。2010年度からスタートした中期経営計画では3PL事業を重点事業と定め、海外では中国沿岸部を中心に展開し、国内外一貫物流の発展・強化を目指している。今回の桃浦物流センターについても、同事業の一環として展開する。

桃浦物流センターは上海市北西部に位置し、上海市中心部から車で40分、上海虹橋空港から30分と交通アクセスが便利な場所に位置する。グループの宅配便事業会社である上海大衆佐川急便物流有限公司にも車で15分の場所にあり、3PL事業とともに、上海市内への配送業務も請け負う。

中国は生産国から、大消費国へと転換しており、巨大マーケットである中国(上海)に販路を求める日系荷主企業も多く、ショップ展開や通販事業展開を始めるにあたって、中国での物流サービスについて多くの問い合わせが同社に寄せられている。

佐川グローバルロジスティクスは同センター稼働を契機とし、上海大衆佐川急便物流やことし1月に譲受した喜楽客思(シロックス)紡織品(上海)有限公司など他の中国現地法人と連携。中国から日本への一貫物流だけでなく、日本から中国への一貫物流サービスを提供し、本格的に中国国内での3PL事業を展開していく。

施設概要
所在地:上海市普陀区真沃路348号 普洛斯西北物流園区2期B4号庫U1号
規模:フロア面積4920㎡、倉庫面積4488㎡、天井高9m、耐荷重3t

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