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東芝テック/日中間のERPシステムを統合

2010年04月28日/国際

日本オラクルは4月28日、東芝テックが日中両国の受注、生産、調達、物流の各拠点システムを、オラクルの基幹業務アプリケーション「Oracle E-Business Suite」を活用した単一ERPシステムに統合したと発表した。

東芝テックは、デジタル複合機などを扱うオフィスソリューション事業などで、開発と製販在庫計画の管理を日本、生産を中国、販売対象を世界とするグローバル分業体制を採っている。東芝テックはこのオフィスソリューション事業の基幹システムにOracle E-Business Suiteを採用。

日本・中国の複数拠点を単一のERPシステムに統合した。東芝テックは2005年に「日本/中国統合情報システム」のプロジェクトを開始し2008年に完成し、中国、香港、日本の5拠点の基幹システムを統合した。

日本/中国統合情報システムは従来の会社・拠点単位の個別ERPシステムではなく、単一ERPシステム内に複数の会社を並行稼働している。単一のERPシステムに統合したことで、バージョンアップ作業や運用管理の大幅な省力化を実現した。

さらに、拠点システムの統合に合わせ、サプライチェーン計画アプリケーション「Oracle Advanced Supply Chain Planning」を利用した複数拠点が対象の製品・部品の多段階生産計画を実現し、生産管理業務を同期化・効率化した。

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