三菱重工業は4月28日、7月1日付で印刷・紙工機械事業専業の新会社を設立すると発表した。
新会社の設立は、自社と子会社に分かれていた機能を一元化し、市場環境の変化に対応した俊敏な事業体制を構築するのが狙いで、自社の印刷・紙工機械事業を、会社分割で完全子会社の三菱重工印刷紙工機械販売に承継させて設立する。
新会社の発足で、紙・印刷機械事業部は廃止し、新会社は機械・鉄構事業本部に編入する。新会社の本社は広島県に置き、枚葉機・輪転機などの商業用印刷機、紙工機械の設計、製作、販売などを手掛ける。
なお、三菱重工印刷紙工機械販売は7月1日付で社名を変更する。