横浜冷凍は6月2日、大阪市此花区の舞洲の物流ターミナルゾーンに「北港物流センター」を着工する
北港物流センターは、荷物の特性に合わせた3つの温度帯の保管庫(セミ超低温、冷凍、チルド)を完備。庫内荷捌室やプラットホーム内を低温化し、空気圧を外部よりも少し高くして埃や暖気の侵入を防ぐ。
また、小口の荷物などにも迅速に対応できる電動式移動ラックを採用。入出庫時の温度変化による荷物へのダメージを極力軽減する。
さらに、冷媒には自然冷媒を採用し、自然対流による冷却方式を採用して、湿度や温度の変化を最小限にとどめめほか、荷物の保管に最適な天井ヘアピンコイル冷却方式を採用する。
■北港物流センターの概要
所在地:大阪市此花区北港白津1-8
構造:鉄筋コンクリート造(4階建)
建築面積:6398㎡
敷地面積:1万2021㎡
収容能力:2万7607t(SF級1116t、F級2万3235t、C&F級1511t、C級1745t)
竣工:2011年6月30日
営業開始日:2011年7月1日(予定)