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東海運/当期損失1億2100万円

2010年05月12日/3PL・物流企業

東海運が5月12日に発表した2010年3月期決算によると、売上高は353億1700万円(前期比12.9%減)、営業利益2億9700万円(73.3%減)、経常利益2億6400万円(71.2%減)、当期損失1億2100万円(前期は4億1200万円の当期利益)となった。

物流事業では、中国・東南アジア向けの海上コンテナの取扱量は微減にとどまったが、堅調だったロシア・CIS地域向けのパイプ・建設機械輸送の取扱量が激減した。国内貨物では、連結子会社の増加で売上高が増加したものの、ガラス・セメントなど各種建材関連の輸送量が減少し、物流事業全体の売上高は248億3200万円(13.3%減)となった。営業利益は9億4800万円(44.6%減)だった。

海運事業は、外航貨物船の新規件受注による増収があったものの、セメントの需要の落ち込みなどで内航セメント船と産業廃棄物などの取扱量は減少。一方、用船コストの見直しと修繕費の減少などで利益を確保し、海運事業の売上高は99億5600万円(12.6%減)、営業利益は3億7700万円(18.7%増)となった。

来期は売上高356億1800万円(0.9%増)、営業利益6億8000万円(128.5%増)、経常利益6億4100万円(142.6%増)、当期利益2億7300万円を見込んでいる。

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