LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

東陽倉庫/売上高9.6%減、経常利益42.9%増

2010年05月12日/3PL・物流企業

東陽倉庫が5月12日に発表した2010年3月期決算によると、売上高は191億6900万円(前期比9.6%減)、営業利益5億7100万円(30.5%増)、経常利益6億1600万円(42.9%増)、当期利益3億2500万円(20.4%増)となった。

大型倉庫の建設により物流品質と効率が向上したこと、2008年に取得した市川倉庫に係る減価償却費の減少などで経常利益が増益となった。

物流事業の倉庫業務は、企業の生産・在庫調整の進展などで取扱・在庫量ともに低調に推移。倉庫貨物取扱高は217万トン(5.5%減)、保管貨物期中平均月末残高は1万7000トン(8.4%減)と減少した。倉庫業務の売上高は44億3800万円(0.8%減)だった。

港湾運送業務は、非鉄金属など原材料の輸入貨物、自動車部品や化学工業品などの輸出貨物の取扱いが低調だったことなどで、港湾貨物総取扱高は190万8000トン(18.1%減)。売上高は26億4000万円(23.8%減)となった。

陸上運送業務は、新規荷主や既存荷主の新規貨物の獲得があったものの、輸出入貨物の伸び悩みなどで陸上運送取扱高は191万1000トン(9.4%減)となり、売上高は80億7100万円(8.9%減)となった。

その他の物流業務では、物流管理業務と航空貨物の取扱いが減少したため、売上高は25億8300万円(12.3%減)となった。

来期は売上高202億円(5.4%増)、営業利益8億円(40.0%増)、経常利益8億5000万円(37.9%増)、当期利益5億円(53.8%増)を見込んでいる。

関連記事

3PL・物流企業に関する最新ニュース

最新ニュース