トッパン・フォームズは5月10日、Bluetoothを搭載したスティック形状のRFIDリーダーライターを開発したと発表した。
新開発のリーダーライターは、NECインフロンティアとの共同企画で開発し、全長1mのスティック状の筐体の先端部にタグの情報を読み書きするアンテナを搭載したもの。高い位置や狭い隙間の奥など従来のリーダーライターでは安全に問題のある場所でのタグの読み取りなどが簡単に行える。
また、Bluetooth通信モジュールの搭載で、タグの情報をPDAなどの上位装置と無線通信でやり取りできる。電池を含む重量は420gで、片手で操作でき、作業に大きな負荷がかからない。
今年度中に量産を開始し、販売目標は2年間で5000台を見込んでいる。