近鉄エクスプレスは、従来のダンボールに代わる梱包材としてポリプロピレン製の梱包ボックス（Sky Cube）を開発し、販売を開始した。
Sky Cubeの本体部材はポリプロピレン製、高耐性特殊構造（ハニカム構造）で、ダンボールに比べ、非常に強度が高く、衝撃緩衝板を設けることで輸送中の振動を約4分の1に軽減した。
価格はアルミコンテナと比べて5分の1で、使い捨ての段ボールと比べると約3倍となるが、繰り返し使用が可能（約20回）のため、梱包コストは3分の1と大幅なコスト削減につながる。
輸送後の返却時にもかさばらないよう、組み立て簡単な折りたたみ式で、全面に作業用窓を設けている。
さらに、繰返し使用できるので、段ボールのように1輸送毎に廃棄物が出ないため、CO2排出量換算で段ボール使用時に比べ、4分の1排出量を削減できる。
