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パルシステム/収穫から配達まで、1日以上短縮

2010年05月24日/SCM・経営

パルシステム生活協同組合連合会は5月21日、昨年の2月に稼働した冷凍専用のセットセンター「南大沢センター」によって、能力に余裕のできた既存センターの機能を活用して青果専用のセットを開始すると発表した。

5月31日の配達分から、輸入以外のすべての青果について、収穫から配達までの時間を1日以上短縮する。

青果の品質を維持する温度帯に管理された専用箱で届ける。

産地では収穫時間の繰り上げなどを行うため、完熟した状態で収穫することが可能となる。セットセンターでも、入荷してから検品、小分け、セットなどの作業を短縮するように工程の見直しを実施した。

収穫から配達まで最短で2日掛かっていたものを1日(翌日届け)に短縮することが可能となった。

特に鮮度を実感できる野菜、果物について「産直いきいき品質」と表示することにした。

「産直いきいき品質」は、配達前日の朝に収穫、配達前々日の夕方に収穫し予冷して出荷、光センサーなどで検品が強化され品質向上が期待できる商品、従来と比べ配達時間を短縮し完熟に近い収穫・食味・鮮度感の違いが実感できるもの、の4項目のうちいずれかをクリアした青果に表示。週当たり10品目程度を取り扱う予定だ。

今回の試みから青果の品ぞろえがおよそ30点増加する。トマトなどの種類が充実するほか、1/2カット野菜、サラダ野菜なども増やした。

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