キリンホールディングスは5月28日、キリンビールがコンテナ輸送実績の対前年倍増を目指すと発表した。
キリンビールは、製品輸送を主力のトラックから鉄道に切り替えるモーダルシフトを2月から強化している。JR貨物と共同で鉄道コンテナの有効利用を促進し、国内11工場と各物流拠点間の転送に導入。ことしはコンテナ輸送実績の対前年倍増を目指す。
キリングループは、海外も含めたグループ全体で、原材料調達から消費・廃棄までの事業活動全体におけるCO2排出量を2050年までに半減するとともに、国内の「製造、物流、オフィス」のCO2排出量を2015年までに35％削減（いずれも1990年比）という目標を宣言し、「低炭素企業グループの実現」に取り組んでいく。
