IBMは5月24日、AT&TとIBMがAT&T傘下のSterling Commerceを約14億ドルで買収する契約を締結したと発表した。
ことし後半に買収手続きを完了する予定で、AT&Tは、手続きが完了する四半期に約7億5000万ドルの特別税引き前利益の計上を見込んでいる。
買収が完了すると、Sterling Commerceの約2500名の従業員は、IBMソフトウェア・グループ内のWebSphere部門に統合する。
Sterling Commerceの顧客は世界に1万8000社以上あり、製造、流通などの分野で年間10億件以上の企業間取引に対応している。 IBMは、Sterling Commerceの買収でIBMの支援機能が拡充され、これによりIBMは小売、製造、通信などの各業界をサポートするフレームワークの能力を高められるとしている。
