LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

丸紅/クラウドサービス価格改定で物流企業向け営業も推進

2010年06月17日/IT・機器

丸紅は6月17日、仮想化PCデスクトップ環境を、ネットワーク経由で提供するクラウドサービス「Virtua Top(バーチャトップ)」の価格を7月1日より改定すると発表した。

価格改定は1年契約時の提供価格で、1仮想PCあたり、最廉価版では月額3980円(税別)となる。

物流企業向けに営業を進めており、「物流企業は拠点が多くあるため、VPN(Virtual Private Network)を敷いている場合が多く、バーチャトップ導入によってVPN費用を節約できるなどの提案をしている」(同社)。

「VirtuaTop」は昨年7月にDaaS(Desktops as a Service、仮想化デスクトップ環境のサービス配信)としてサービスを開始した。セキュアなリモートアクセス環境や開発環境等の特殊用途に加え、中堅企業や大企業での一部導入等でスモールスタートする場合の需要に応えてきた。

一方で、オフィス内でのみPCを利用するような通常用途や、1000台を超えるような大規模導入時に構築型(オンプレミス、自社設置システム)と比較した場合、サービス型である「VirtuaTop」でのコーストメリットが小さくなる場合があった。

シンクライアント導入を検討する企業が増加しているなか、対象市場を通常用途のPCにも拡大し、大規模導入時でも構築型に対するコーストメリットを明確するとともに、さらなる顧客獲得を目指すことを目的に、1年契約時の提供価格を大幅に値下げすることにした。

価格改定と同時に、仮想PCデスクトップで使用できるゲストOSとして、従来の WindowsXPだけでなくWindows 7、Windows Vistaへの対応を可能にするとともに、サービスメニューの内、「プレミアムコース」をWindows 7やVista向けとし、仮想PCのメモリ容量を2GBに増量した。今後OSアップグレードを予定している企業にとって、Windows 7への移行がサービス導入の良い機会になると同社は見ている。

通常用途や大規模導入の際でも、コスト面でのメリットを明確にし、ユーザーターゲットを広めることで事業拡大を図るために、1年契約時の価格を最廉価版で1仮想PCあたり月額3980円(税別)で提供する。

問い合わせ
丸紅
金融・物流・情報部門
ITネットワークビジネス部ビジネス開発チーム
TEL03-3282-3639
sales@virtuatop.jp
http://www.virtuatop.jp

関連記事

IT・機器に関する最新ニュース

最新ニュース