沖電気工業が6月29日に発表した社会・環境レポート2010によると、2009年度の輸送活動におけるCO2排出量は前年度比22%増の3259トン-CO2となった。
2009年度は、モーダルシフトのを活用する遠距離輸送が減少するなどでCO2排出量が増加した。モーダルシフトによるCO2排出削減量は36%減の240トン-CO2だった。
沖電気は、荷主企業としてOKIロジスティクスと物流の環境負荷低減に取組んでおり、OKIロジスティクスではモーダルシフトに早期から取り組んできたほか、運送情報をデータベース化し、省エネルギー法で要求されるデータを集計している。
一方、廃棄物の最終処分量は前年度から2トン減少し28トンとなった、主要生産拠点での廃棄物の再資源化率は99.1%だった。