三菱マテリアルは6月30日、中国での販売、調達、管理機能を併せ持つ統括会社「三菱綜合材料管理（上海）有限公司」が7月1日から業務を開始すると発表した。
新会社は中国での事業展開を加速させるため、中国でのグループ事業の中核会社として設立した。従来は駐在員事務所が行っていた調達・物流面の情報収集機能を新会社が行うことで強化し、グループの事業競争力を向上する。支店は北京、広州、重慶に置く。
また、中国国内でグループ製品全般の拡販を目指し、代理店が行っていた超硬製品の販売を新会社に移管する。セメントや超硬製品などの製造・販売を行うグループの現地法人には、法務・経理を中心とした管理業務で支援し、事業戦略の企画立案業務も担う。
