ARCジャパンは7月28日、ARCが発行した市場調査レポート「サプライチェーン実行（SCE）の世界市場動向調査」の概要を発表した。
それによると、2006年以来SCE市場は約8％の年平均成長率で伸びてきたが、グローバルな不況が2008年に影響を与え始め、多くのサプライヤーは2009年には大きな打撃を受けたとしている。
ARCはSCE市場を、ARCはSCE市場を、WMSとTMS（倉庫および輸送管理システム）、および、CPM-PとCPM-D（プロセスおよびディスクリート産業向けの協働型生産管理）で構成されると定義している。
物流と生産管理の調査の著者は、不況で今までの予測を低く修正したが、それに伴って、SCE市場の予測も2年前のものに比べ低くなった。
しかし、不況は収束しつつあり、多くの成長の牽引因子は健在で、ARCの予測では上向きに成長するものとみている。
