住友倉庫は8月3日、子会社のユニオン･サービシズ･シンガポールが、シンガポール税関が実施するAEO制度であるSecure Trade Partnership（STP）の認定を受けたと発表した。
STPは、サプライチェーンにかかわるすべての輸出入者や物流関連事業者を対象とする、貿易取引におけるセキュリティの強化を図るための任意の制度。
セキュリティ管理のシステム、リスク評価プロセス、セキュリティ対策（施設・IT におけるセキュリティ対策、事故・危機管理に関する対策等）について一定の基準を満たしている企業に対し、シンガポール税関による認定が与えられる。
同社は、シンガポールにおいて、石油化学メーカーの構内倉庫作業、運送、フォワーディング等を中核業務とした物流会社で、昨年6月にはサプライチェーンにおけるセキュリティマネジメントシステムの国際規格ISO28000:2007の認証を取得している。
