LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

シモハナ物流/厚木に食品汎用大型物流センター、総投資額63億円

2010年08月03日/物流施設

シモハナ物流グループは8月3日、関東地区初の「厚木センター」(神奈川県厚木市棚沢字市島山1165)が来年2月竣工すると発表した。

<厚木センターの完成予想図>
20100803shimohana01.jpg

厚木センターは、土地・建物・設備を含めた総投資額は63億円で、延べ床面積3万9533㎡。外食企業を中心とした汎用食品物流センターで、冷凍用と常温2種類の自動倉庫を整備し、5温度帯による保管、作業スペースを有するとともに、大幅な自動化とシステムを投入し、最新鋭の施設となっている。

<自動倉庫など最新鋭の設備投入>
20100803sihohana4.jpg

設備は、ドッグシェルター64基とドライ用に14バースを設けている。保管部分はパーシャル、冷蔵、冷凍、超冷凍、常温の5温度帯に分かれている。

冷凍庫は保管(1194㎡)とバケット型自動倉庫(4347㎡)、自動倉庫(7482㎡)、超冷凍は自動倉庫い(1628㎡)、パーシャル(718㎡)、冷蔵(9421㎡)、常温は保管(5831㎡)、自動倉庫(4207㎡)と、様々な温度に対応した保管方法を選択できるようになっている。

ドッグシェルターのエリアにはチルド帯ながら、ソーターを設けて、車両からの搬出搬入の作業をできるだけ軽減するようにしている。

さらに、ロータリーラック、最新のピッキングカートを装備して、多品種少量出荷、リードタイムの短縮といった顧客ニーズに積極的に対応している。

また、各車両への積み込む商品については、バーコードとWMSを導入することで、ピッキングから出荷での品質レベルを99.999%にしている。

現在、外食企業数社との契約を進めているが、メーカー、小売り間の卸機能を有する汎用物流センターとして、機能できるシステムと体制を作りを進めていく考えだ。なお、外食、食品メーカー、小売業のテナント企業を募集している。

センター概要
シモハナ物流グループ 厚木センター
所在地:神奈川県厚木市棚沢字市島山1165
交通アクセス/東名高速 厚木ICより7.5㎞
※さがみ縦貫道 圏央厚木IC(仮称)より3.5㎞(2012年開通予定)
延床面積:39,533㎡
冷凍庫:1,194㎡
冷凍庫(バケット自動倉庫):4,347㎡
冷凍庫(自動倉庫):7,482㎡
超冷凍庫(自動倉庫):1,628㎡
パーシャル庫:718㎡
冷蔵庫:9,421㎡
常温庫:5,831㎡
常温庫(自動倉庫):4,207㎡
事務所他:4,702㎡

設備関係
冷凍バケット自動倉庫
ピッキング自動倉庫
パレット自動倉庫
ロータリーラック
ピースソーター(トレー循環型)
マルチ重量チェックカートピッキング

問い合わせ
シモハナ物流
東京事務所
担当:内田
東京都江東区永代2-31-15 門前仲町グリーンランドビル8F
TEL.03-3641-4087
http://www.shimohana.com/index.html

関連記事

3PL・物流企業に関する最新ニュース

最新ニュース