SAS Institute Japanが8月19日、米国SASInstituteInc.(以下:SAS)の2010年上半期のアジア太平洋地域におけるソフトウェアの総売上高が、昨年同期比で19%増加したと発表した。
日本では、新規ソフトウェアライセンス売上が前年同期比104%増と飛躍的な伸びを見せ、KDDIなどの企業がビジネス・アナリティクスを最重要視している。
SASオーストラリアとSAS韓国は、ともに20%増の伸びを記録し、韓国の金融機関がSASを活用して、より精度の高い予測モデルを構築している。
インドでは、2010年上半期にソフトウェアの総売上が前年同期比で75%増加した。
SAS中国のソフトウェア総売上は、広東発展銀行や上海GMが、データから価値ある洞察を導くためにSASのビジネス・アナリティクスを活用したことなどが寄与して、今年上半期に35%の伸びを示した。