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経産省/サプライチェーン省資源化連携促進事業

2010年08月20日/調査・統計

産業環境管理協会は、2010年度の経済産業省の委託事業としてサプライチェーン省資源化連携促進事業を行う。

サプライチェーン省資源化連携促進事業は、専門家チームがMFCA(マテリアルフローコスト会計)などの診断ツールを活用して、サプライチェーン企業チームの生産工程や製品設計を分析し、原材料ロスを減らす支援をする。

企業チームを結成してもらい、同協会に対して参加申し込みを行う手順となる。

同事業は、モデルとなるサプライチェーン企業チームを対象に、専門家による診断・改善提案、診断ツールの研修などを実施。優良事例を周知し、スリムで国際競争力のある「グリーンサプライチェーン」の構築を進める。同協会が事務局を担当し、最大10プロジェクトを支援する。グリーンサプライチェーンは、素材・部品・製品の製造に関わる企業各社の生産工程、最終製品に関わる省資源化に取り組む企業チームを示す。

事業の目的としては、資源投入量の抑制支援はじめ、モデルとなるサプライチェーン企業チームに対して、リデュース対策や環境配慮設計の導入に向けた診断を行い、サプライチェーン企業間での製品設計・製造プロセスの同時改善による優良事例を蓄積し、モデル化の検討材料とする。また、優良事例を公開することによって、原材料の使用合理化効果の高い製品設計や、これに対応するあたらな生産工程の導入を推進する。

事業内容は、支援対象となった企業チームを構成する各企業に対して、専門家による診断員チームを派遣し、MFCA等の診断ツールを用いて製品設計・生産工程の診断を行い、省資源化につながる改善ポイントを明らかにする。

各企業の診断結果を企業チームで共有し、企業チーム全体における製品設計・生産工程の改善策について、検討・提案を行う。希望する企業チームに対して、事業終了後も継続して省資源化に取り組むことができるように、MFCA等の診断ツールの導入・活用を支援する。支援の対象となる経費・診断員チームの派遣にかかわる経費を全額支援する。

詳細は下記URLを参照。
http://jemaisc.com/h22/files/h22summary.pdf

問い合わせ
産業環境管理協会
サプライチェーン省資源化連携促進事業事務局
TEL03-5209-7708
sc@jemai.or.jp

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