黒田電気は8月24日、韓国・ECOREA社との合弁で、インド国内に家電メーカー向け成型品生産法人を設立すると発表した。
事業内容は、樹脂成型品の製造販売、アセンブリ、部品・材料の販売、VMI。 生産能力4万4000㎡の土地（取得済み）に、延べ床面積1万5000㎡の工場を建設する。2011年7月に操業開始の予定だ。
所在地はインド・マハシュトラ州 プネ市（ムンバイ市の南方約170㎞）で、約20百万ドルを投資する。株主構成は黒田電気（49％）、韓国ECOREA社（47％）、その他（4％）。
インド国内経済は、内需の拡大とともに、中間富裕層の増加にともない、家電を含む耐久消費財市場は急速な拡大の兆しを見せており、すでに現地に進出している韓国企業・日系企業からは、安定的な品質の部品供給、VMIによる在庫管理・流通といった要請が寄せられていた。
韓国家電業界のトップ企業と強い連携をもつ韓国・ECOREA 社とのインド国内での合弁により、同国内において加速が予想される「地産地消」に対応するとともに、グローバル展開企業としての拠点を確立する。
