黒田電気は12月14日、子会社の黒田テクノが太陽電池とHDD関連の各種製造装置を増産するため、当初来年度を予定していた横浜市港北区での第2期工場建設を前倒しを決めた。
総投資額は約3億円で、2010年5月に完成する予定。
第2期工場は黒田テクノ横浜工場の敷地内に新工場を建設するもので、工場建屋面積は約600㎡。第1期工場建設工事は10月に完了し稼働しているが、薄膜系太陽電池用の電極付け装置の受注が好調なため、着工時期を早めたもの。
第2期工事の早期竣工で来年度の生産能力を高め、今後の受注増加に対応した安定的な供給体制を確立する。