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DHL/中国向け個人使用貨物の輸入規制が変更

2010年08月26日/国際

DHLが8月26日に発表した告知によると、中国では9月1日から個人使用の貨物(Personal Effects)の輸入規制が改正される。

個人使用の貨物(Personal Effects)として輸入通関となる対象貨物は、別送手荷物(Unaccompanied Baggage)、個人(親戚や友人)から個人へ送られる品物やギフトで個人使用と認められる数量。申告価格は1000人民元(約147米ドル)、香港やマカオからは800人民元(約117米ドル)以下となっている。

輸入通関に必要な書類は、別送手荷物(Unaccompanied Baggage)の場合、該当する出入国記録を含むパスポートのコピー、税関申告書(Baggage Declaration form)のコピー、品物リスト。個人から個人へ送られる品物やギフトの場合は、荷受人の身分証明書のコピー、品物やギフトの詳細リスト、プロフォーマインボイス。

上記の申告価格を超える貨物は個人使用の貨物(Personal Effects)としての輸入通関はできない。アイテムが一つだけで、その申告価格が上記の範囲を超える場合は、税関での検査と承認が必要となる。

また、インターネットショッピングなど企業から一般消費者への取引(Business to Consumer / B2C)は個人使用の貨物(Personal Effects)としての輸入通関ができないため、通常の通関手続き(informal/formal)となる。個人の輸入者で輸入者登録番号(Customs Registration Code:CRコード)が無い場合は中国国内貿易公司などの通関業者を介した輸入が必要となり、通関業者のCRコードを使用して通関を行うことになる。

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