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シナノケンシ/輸送・物流事業者向け簡易運行管理ソフト

2010年08月31日/IT・機器

シナノケンシは8月31日、輸送・物流事業者向け簡易運行管理ソフト「PER-Report」を、9月下旬から発売すると発表した。

同社の業務車両向け次世代ドライブレコーダー「ER-X」シリーズに、同社の防水タイプGPSユニット(防水基準:IPX6)を取り付けることで、日報作成等の自動化が行える。

簡易運行管理ソフトウエア「PER-Report」は、CFカードに保存される運行データを活用し、業務日報データの自動生成、運行軌跡の表示、運行記録の保存・管理といった作業を容易に行える仕様となっている。

運行中の表示入力端末への入力操作などが不要(業界初)で、業務日報データの自動生成が可能なため、ドライバーの作業負担を軽減する。安全・エコ運転診断(クイック診断)が表示されるため、ドライバーの自己管理機能を高め、安全運転意識を向上させることができる。

運行ルートを地図上に表示させ、運行記録の管理に役立てることができる。

輸送・物流業界においては、面倒な手書きの業務日報作成から、簡単な操作で日報を自動生成したい、複雑な表示・入力装置(端末)によるドライバーの操作負担を低減したい、定期運行ルートの車両運行を把握し、最適化を行いたい、エコ運転指標として、エンジン回転数も把握したい。(エコ運転の効果が大きいため)といったニーズがあった。

輸送・物流事業者からの導入コストの低減や管理・操作工数を削減したいという要望に応えるため、複雑な表示入力端末による操作をともなわず、ドライブレコーダーとGPSユニットだけを使用した、簡易的な運行管理システムを提供できるよう開発を進めてきた。

ドライブレコーダー「ER-X」シリーズは、高画質な映像、イベント記録と常時記録をCFカード1枚で可能とした、業界初の「ハイブリッドレコーディング機能(特許出願中)」を実現している。今回の簡易運行管理ソフトと合わせ、いっそうの運行業務効率化を高める。

■ドライブレコーダー
http://plextor.jp/drive-recorder/

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