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モトローラ/企業向けモバイル情報端末の最新製品

2010年09月01日/IT・機器

モトローラは9月1日、企業向けモバイル情報端末の最新製品「モトローラES400 エンタープライズ デジタル アシスタント(EDA)」を発表した。

ES400は音声とデータの機能を統合し、業務に必要な情報の入手とコミュニケーションを可能にする機能を備えている。

同社最小・最軽量のEDAであるES400は、モバイル コンピューティングとしてのパワフルな機能に加えて、コンパクトなフォームファクタと高いパフォーマンスとを両立させている。モバイルワーカーは生産性の課題を克服することができるとともに、業務に不可欠なアプリケーションに社外からでも安全にアクセスできるようになる。

オペレーティングシステムに Microsoft Windows Mobile 6.5.3 を採用。データ収集や基幹業務アプリケーション、現場からバックエンドシステムへのアクセスを可能にするため、フィールドサービス、フィールドセールス、小売業、医療、公益事業、製造、輸送/物流などのあらゆる規模の企業をターゲットにする。

業務に不可欠な情報や機能に、キーを1回押すだけでアクセスでき、写真に注釈を入れられるなどエンタープライズ固有の機能が追加されている。ボタン1つでスキャン開始し、1Dや2D のバーコードを読み取ることできる。携帯電話など一般的なエンドユーザー向け端末よりも高輝度となる750NITSを実現するため、快適な屋内/屋外での使用が可能となる。

スタイラスとタッチスクリーンによる簡単で正確な入力が可能。客先等で必要になる署名取り込みにも対応する。標準的なバッテリパワーを有し、ほぼあらゆる作業環境で、シフト開始から終了までの電力供給が可能。長時間タイプのバッテリも選択できる。ユーザー選択可能な通信方法を取り、3G/HSDPAか802.11 a/b/g をサポートしている。

日常業務で発生するほこり、水滴、衝撃への耐久性に優れており、MIL-STD 810G耐落下仕様に準拠しており、総所有コストの低下につながる。エンタープライズクラスのセキュリティを有し、バイオメトリック指紋読み取り装置などを備えている。3年間の製品サポートライフサイクルを持ち、ビジネス向けに設計されたサポートやサービスのプログラムが用意されているので、IT サポートと製品管理が容易になり、ROI がさらに向上する。

Windows Mobile 6.5.3 プラットフォームを採用。標準ベースのオペレーティングシステムを採用しているので、シームレスな接続、アプリケーション互換性、業界標準アプリケーションとモビリティに必要な高度なセキュリティとデバイス管理のサポートが強化されている。

ES400 は、ユーザーが独自の業務用インタフェースをカスタマイズできる設計になっている。効率とスピードを高めるように設計されたユーザーインタフェースの特徴としては、アプリケーションへのワンタッチ アクセス、ビジネスに特化したホーム画面、シングル タッチによるバーコードの読み取り、エンタープライズ クラスのカメラ アプリケーション、タッチしやすいダイヤルパッドを備えたシンプルなコール管理画面などがある。

デバイス管理タブにもすぐにアクセスでき、設定を調整するためにいくつものメニューや画面をたどっていく必要はなく、標準ベースの Windows Mobile 6.5.3 オペレーティング システムが採用されているので、ES400 のためのアプリケーションの開発、移植、デバイスへの展開も容易で、同時に企業におけるセキュリティのニーズも満たしながら、従来のアプリケーションや早期のROI実現をサポートする。

ES400 EDA は、モトローラエンタープライズビジネスの販売代理店を通じて、2011年第1四半期に日本国内で出荷を開始する。

詳細は下記URLを参照。
http://www.motorola.com/JP/ES400

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