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CSKシステムズ/製造実行支援シリーズに進度管理パック

2010年09月14日/IT・機器

CSKシステムズは9月14日、工場現場での製造実行を支援するための製品・サービス群「製造実行支援シリーズ」の新ラインナップとして、「進度管理パック」をリリースする。

「進度管理パック」は、作業者に負担をかけずに生産実績データを収集し、作業者、監督者、管理者に、必要な情報を必要なタイミングで提供することで、生産性向上の改善サイクルに貢献するシステム。「製造実行支援シリーズ」製品の組み合わせによって機能する。

生産性を向上するためには、工程ごとに設定した目標生産時間を達成・維持する現場のサイクルと、目標生産時間と実生産時間の差異のバラツキを把握して、ロスを減らす管理部門のサイクルを回すことが必要となる。2つの生産性向上サイクルを繰り返すことにより、現場の実力とバランスを保ちながら、生産性の向上を図ることができる。

生産性向上サイクルを実施するには、生産実績の把握が不可欠だが、現場に大きな負担がかかるために、リアルタイムで高精度なレベルでは把握できていない。生産実績が把握できないことによって、実生産時間のロスの削減や、目標生産時間を維持するための活動ができなくなっている。

「進度管理パック」は、作業者のデータ収集業務を支援するとともに、管理者、監督者、作業者が必要とする情報を必要なタイミングで提供することで、生産性向上に向けた改善スピードを加速する。

管理者は、生産実績データを簡単に取得することができる。目標生産時間と実生産時間の差異のバラツキを可視化したグラフから、改善ポイントを抽出し、ロスを減らすことで生産LTを短縮する。

監督者は、作業進捗を大型ディスプレイでリアルタイムに見ることができ、遅延工程を一目で把握することが可能だ。遅延が発生した場合に即座に支援できる。作業者は、作業者端末で実績収集するとともに、目標生産ペースを表示する。

目標生産ペースを見ることで自分の作業ペースが遅れていないか確認することができる。作業の遅れが明確になることで、作業者の自律改善を促し、目標生産時間で生産することができる。

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