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CSKシステムズ/在庫削減改善サイクル支援の管理システム

2010年09月09日/IT・機器

CSKシステムズは9月9日、「在庫管理パック」を販売開始した。

工場現場での製造実行を支援するための製品・サービス群「製造実行支援シリーズ」のラインナップのひとつ。

「在庫管理パック」は、作業者に負担をかけず在庫の入出庫データを収集し、監督者、管理者に必要な情報を必要なタイミングで提供することによって、在庫削減の改善サイクルに貢献するシステム。「製造実行支援シリーズ」製品の組み合わせにより、在庫削減の改善サイクルを実現する。

過剰在庫を削減するためには、品目ごとに設定した目標在庫量を達成・維持する現場のサイクルと、維持が可能な目標量を見直して引き下げる管理部門のサイクルを回すことが必要となる。2つの在庫削減サイクルを繰り返すことによって、現場の実力とバランスを保ちながら在庫の削減ができる。

在庫削減サイクルを実施するには、実在庫量の把握が不可欠だが、現場に大きな負担がかかるため、日次レベルでは実施できていないのが現状だ。在庫量が把握できないことにより、適正な目標在庫量の設定や、目標在庫量を維持するための活動ができなくなるなどの課題もある。

「在庫管理パック」は、作業者のデータ収集業務を支援するとともに、管理者・監督者が必要とする情報を必要なタイミングで提供することで、在庫削減の改善スピードを加速する。

管理者にとっては、在庫状況を正確に可視化したグラフから、在庫削減の改善ポイントを抽出し、目標在庫数を決定することができる。監督者にとっては、実在庫が目標在庫数の閾値を超えた場合、リアルタイムに携帯端末に警告通知することによって即座に異常に気づくことができ、目標在庫維持の現場オペレーションが可能となる。作業者としては、現品票にRFタグを利用することで、負担をかけることなく正確な在庫の入出庫実績を収集できる。

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