帝国データバンクによると、東海プラスチック（資本金9000万円、浜松市北区三ヶ日町都筑1172-7、登記面＝浜松市北区三ヶ日町三ヶ日403-5、代表横田和之氏ほか1名、従業員115名)は9月21日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請した。
同社は1965年5月創業、67年4月の設立。大手食品メーカー、容器メーカーからの委託生産を主体に各種プラスチック製食品容器類の製造等を行い、2008年8月期には年売上高約33億8400万円を計上していた。
経済環境の悪化にともなう消費マインドの冷え込みから、主力ユーザーとなる食品業界の低調な業況推移の影響に加え、同業者との競合による受注単価の落ち込み、原材料価格の上昇等から今期に入って採算面で厳しい状況が続いていた。設備投資にともなう金融負担も重く、先行きの見通しが立たないことから今回の措置となった。
負債は、債権者約143名に対し約36億8000万円。
