ラサールインベストメントマネージメントは9月24日、自社運営の大型物流施設ロジポート柏(千葉・柏市)に1.5メガワットの太陽光発電システムの導入を行うと発表した。
<太陽光発電システム完成予想図>
計画では、2011年4月までに第一期分500キロワットのシステムを稼動させ、その後、政策の動向を考慮しながら2013年4月までに第二期分1メガワットのシステムを稼動させる。
物流施設の2万2400㎡という大きな屋根を利用し、一般の戸建の屋根に設置される標準的な太陽光パネルの約430倍の出力を生かし、CO2排出削減を図る。
効果は、CO2量約530tに達すると予測しており、CO2を吸収できる森林面積に換算すると約80万㎡・東京ドーム17個分になる。
今回のシステムでは、太陽光発電システムによって発電されたグリーン電力はすべてテナントの使用に割り当てられ、テナントがCO2 削減の恩恵を受けることができる。同社の分析によると、最終的にテナントの電力使用量の約3分の1をグリーン電力で賄うことができると試算している。
今後は他の物件にも順次太陽光パネルを導入する計画だ。