ソーラーフロンティアは10月13日、米国GEとの間で、同社CIS太陽電池モジュールの供給とシステム技術に関して提携することで合意したと発表した。
ソーラーフロンティアは、CIS太陽電池をＧＥブランドで供給することになる。同時に、2社で大規模太陽光発電のシステム・設置に関する技術の開発に取り組む。
GEとの提携は、CIS太陽電池モジュールの大規模供給を実現することになるとソーラーフロンティアは見ている。
ＧＥは、再生可能エネルギーの分野において世界のリーディングカンパニーとなることを目標として掲げている。ソーラーフロンティアは、CIS太陽電池をGEに供給することで実現を支援する。
供給するCIS太陽電池モジュールは、現在稼働中の宮崎第1工場、第2工場、2011年に稼働する宮崎第3工場（国富工場）で生産する。GEが世界で展開する大規模太陽光発電プロジェクトを中心に、産業用を含めて設置される。
ソーラーフロンティアは昭和シェル石油100％子会社。現在、宮崎県に世界最大規模となる第3工場（国富工場：年産900MW）を建設しており、すでに稼働している第1、第2工場と合わせて、2011年中に約1GW（1000MW）のCIS太陽電池の年産能力の確立を目指している。
