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ヤマハ/ベトナムに二輪車組立の新工場建設、年間70万台体制へ

2007年07月31日/物流施設

ヤマハ発動機(株)は7月30日、ベトナムでの二輪車の販売拡大に対応するため、ハノイ市で二輪車の生産・販売を行っているヤマハ・モーター・ベトナム社の新工場(第2工場)を建設すると発表した。

新しく建設する第2工場は、ソクソン工業団地に立地する既存の第1工場から南に約15km離れたノイバイ工業団地内の約16万4000㎡の土地に建設し、2008年3月の完成、2008年10月の稼動を目指す。

稼動時の従業員数は約700人、生産能力は現有能力の50%アップとなる70万台となる。投資額は約4400万USドル(約54億円)。

理論値生産の考え方に基づき、部品組立を完成車組立と完全同期化することで在庫やスペースをミニマムに抑え、管理ロスの極小化を実現し、生産性向上を図ったもので、ヤマハ発動機グループの工場としては、”世界一コンパクトな工場”となる。

既存の第1工場の生産能力は47万台が限界で、今後の生産能力確保が課題だった。第2工場完成・稼動後は、第1工場で行っていた完成車組立を段階的に移管するとともに、市場の需要にあわせて順次、能力増強を行っていく。

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