全日本空輸グループの貨物事業会社であるOCSは10月27日、中国上海市にOCS上海を設立し、12月12日から営業を開始する。
中国とアジア域内における国際エクスプレス貨物事業の強化を目的に、中国の上海美信投資管理との合弁で設立する。
なお、1995年に設立した中外運空運発展との合弁会社は12月12日に営業を終了する。
新会社は、ANAグループ貨物事業戦略に基づくANA沖縄貨物ハブネットワークやANA旅客便ネットワークを利用し、日本-中国間だけでなく、中国-アジア・欧米間の三国間輸送についても、OCSブランドのもとサービスを強化する。
また、営業開始と同時に中国主要15都市に支店を開設し、より柔軟な集配サービスと確実なドア・トゥ・ドア高速輸送を提供する。
新会社の概要
会社名:欧西愛司物流(上海)有限公司(英語名:OCS(Shanghai)Co.,Ltd
所在地:中華人民共和国上海市
資本金:300万ドル
代表者:柴田司
事業内容:国際エクスプレス事業、国際フォワーダー事業、通関業と付帯事業
支店:上海、北京、大連、天津、青島、蘇州、無錫、杭州、嘉興、寧波、常州、広州、東莞、深セン、厦門