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日立物流/4-9月売上高13.8%増、営業利益61.2%増

2010年11月01日/決算

日立物流が11月1日発表した2011年3月期第2四半期業績によると、売上1797億3500万円(前年同期比13.8%増)、営業利益81億100万円(61.2%増)、経常利益80億9700万円(61.8%増)、当期利益35億7600万円(61.8%増)となった。

グループ全体では、システム物流事業での新規案件の受託が比較的堅調に推移。M&Aによる新規連結化などにより、増収増益。

国内物流事業では、システム物流の新規案件の受託が堅調に推移。同一業界の複数の顧客を対象に効率的な運営が可能な共同保管・共同配送を実施する「業界プラットフォーム事業」の推進にも取り組む。

10月にはDICロジテックの株式を取得(2011年1月1日より連結化)し、化学業界の物流にも参入。同事業の売上高は1248億2600万円(7.0%増)、営業利益は109億4700万円(29%増)となった。

国際物流では、海外各地域で現場力の強化を目的としたM&Aを実施、北米・欧州・中国・アジアで事業基盤の強化を図る。北米では昨年10月に連結化したJPH社との連携を深め、共同営業による受注活動に努めた。

また、アジアではインドでFLYJAC社を傘下に収め、同社ネットワークと3PL運営力を融合させて、今後物流需要の増大するインドでの事業拡大につなげる。同事業の売上高は460億1200万円(39%増)、営業利益は8億8900万円(198%増)だった。

通期の業績予想は、売上高3700億円(11.5%増)、営業利益162億円(27.3%増)、経常利益161億円(27.1%増)、当期利益78億円(34.1%増)の見通し。

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