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SGモータース/ボトラー車ボディを開発

2010年11月18日/3PL・物流企業

SGモータースは11月18日、東京・千代田区のベルサール秋葉原で、飲料ベンダー向けのオリジナルボトルカーFWWの発表会を開催した。

ボディの大きな特徴は、ドライバーに優しく効率的な仕様がなされている点だ。格納式サイドテーブルの採用は、雨の日の商品破損の危険性を減少し、ドライバーの作業負荷低減にも役立つ。

サイドテーブルが開いたまま発車しようとすると警告ブザーも鳴るようになっている。また、大型フロントはしごの採用で、全面のネット掛け作業をルーフに登らずにできるようにした。

<発表されたFVVと車両>
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<格納式サイドテーブルは車両の側方に計4か所ある>
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環境面にも留意し、アルミを多用したボディで防錆効果を高め、廃車後もほぼ大半の部分がリサイクル可能だという。CO2削減に役立つ燃費面では、ボディ本体を従来品より軽くし、効果を狙っているが、現在データを収集して分析中とのことだ。

価格は従来製品の約5~10%ほど低価格になる模様。

<あいさつする谷本社長>
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谷本育生社長は「これまで佐川急便で培った経験と技術を活かし、まさにベンダー様のための車両づくりに徹した」と語った。

今後、同社飛脚クール便3温度帯管理車両のノウハウを活用し、FVVへの冷蔵機能搭載に向けた開発も進めている。

発売は11月18日からで、同社の工場などが集中している関東・東海でまず販売を始める予定。全体の市場規模を約4万台としており、今後シェア50%を目指すとしている。

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