ヤマト運輸は11月18日、来春をめどに交通系電子マネーが利用できるシステムを導入することを発表した。
同社のセールスドライバーが使用している5万台超のモバイル端末に各鉄道会社の電子マネーサービスを導入することに、JR 5社と合意したもの。これにより、宅急便の運賃や代引き荷物の品代金・包装資材などの支払いに利用できることになる。
今回導入が決まった交通系電子マネーは、JR北海道(Kitaka)、JR東日本(Suica)、JR東海(TOICA)、JR西日本(ICOCA)、JR九州(SUGOCA)のJR5社の電子マネー。
同社ではすでに「nanaco」「Edy」「WAON」の3種類の電子マネーに対応している。今回の交通系電子マネーを加え、1台の端末でこれらすべてを取り扱えるのはヤマト運輸が最初となる。