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双日/ベトナムに穀物専用港湾完成

2010年12月03日/物流施設

双日が20%出資するベトナム製粉大手のインターフラワー・ベトナム社の港湾施設カイメップアグリ港(CAP)が11月末に完成した。

<カイメップアグリ港>
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今回完成したCAPは、パナマックス級本船(約6万トン)が着岸可能な穀物専用の港湾施設。荷役能力は年間約300万トン、穀物保管用の倉庫・サイロ約16万トンを備え、内航船への積み替え埠頭を備えるASEAN域内最大規模の穀物専用港となっている。

双日は、このCAPを活用し、カナダ・米国・豪州産の小麦に加え、ロシア産小麦の取り扱いも進め、さらに、双日が直接的に農業事業を行う南米地域(アルゼンチンやブラジル)からも脱脂大豆・トウモロコシ・小麦などの飼料原料を、ベトナムを含めたアジア地域に向け展開することで、食料資源の確保と供給の安定化を図る。

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